広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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農地における生物多様性とその機能に関する研究(先進理工学研究科 教授 保坂哲朗)


 農業は人間の生存基盤を担う産業ですが、農地内外の生物や環境に大きな影響を与える人間活動でもあります。農薬や除草剤は害虫や雑草だけでなく、送粉昆虫(作物の花粉を  媒介する昆虫)や天敵を減らしたり、過度の耕耘はミミズなど土壌有機物の分解を担う土壌動物を減らしたりする可能性があります。近年世界中で農地の生物多様性が失われ、農業 そのものが立ち行かなくなることが懸念されています。私たちの研究室では、2023年より東広島市の農家の方々の協力を得ながら、除草、農薬の使用、耕耘などの農地管理が、どのように送粉昆虫や天敵(ゴミムシ、クモ)、ミミズなどの多様性に影響し、それが作物生産にどのように影響するのかについて、科学的なデータを収集し、探求しています。また、2026年7月には生物多様性を活かした農業に関する勉強会を開催し、研究者だけでなく農家・行政の方々、関心のある一般市民の方々と議論を行いました。

  • 投稿日:2026年9月30日

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