広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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拠点情報

拠点長挨拶


2014年4月に本格稼働した博士課程教育リーディングプログラム「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」が1年経過した年度末の第三者評価委員会において、プロフェッショナルメンターをお願いしているDr Hassan Virji氏から、たおやかプログラムで実施する新しい学位プログラムはきわめて野心的・挑戦的で、新たに設立されたばかりの地球環境研究に関わる科学者の国際的なネットワークであるフューチャー・アース(Future Earth:以下、FEと略)が目指す超学際研究アプローチを先取りして教育プログラムに取り入れようとする試みであり、是非EFとの連携を模索するようにとの助言をいただきました。 Dr Virjiは、当時、FEと連携しながら地球環境研究分野において途上国のPhD人材育成を主たる目的として活動する国際機関STARTのExecutive Directorを勤めており、若手研究者育成のエキスパートであるとともに、私にとってはSTARTの主催する研修事業に参加して以来、START Fellowとして長年お世話になってきた師匠であり、友人であります。

Dr Virji の紹介で2015年9月にFE国際本部日本ハブの春日文子事務局長と面談させていただきました。春日事務局長にも、たおやかプログラムの取り組みを高く評価していただき、2015 年10月27日のFE日本コンソーシアム会議でコンソーシアムメンバーに正式加盟させていただくために、学内に全学組織である「広島大学フューチャー・アース教育研究ネットワーク」を設置しました。さらに、2015年11月3日には FE初代事務局長のPaul Shrivastava教授、FEアジア地域センター事務局長・総合地球環境学研究所のHein Mallee教授を広島大学にお呼びし、大学執行部メンバーとの協議を行う機会をいただきました。その際、広島大学にはPeace and environmental sustainabilityといった新しい超学際教育研究分野開拓のリーダーシップを発揮して欲しいとの助言を頂きました。

その後、山本陽介教授が広島大学理事・副学長(研究担当)に就任すると、この取り組みの重要性を理解・支援していただき、学内での資源配分で多大な尽力をしていただきました。その結果、3年間の予算化と特任助教2名の配置をしていただくことになりました。さらに、越智光夫学長からの指示で全学のSDGsに関する取り組みを取りまとめて発信する学内外のコミュニケーション窓口機能を合わせて担当することとなりました。そして、各国の著名な平和研究・環境研究の研究者に参加していただき、約1年をかけて実施した国際公募を経て、Global Carbon ProjectからDr. Ayyoob Sharifi(環境)、国連大学からDr. Dahlia Simangan(平和)の優秀な若手研究者2名を採用することができ、2018年5月に「広島大学FE・SDGsネットワーク拠点」(英語名Network for Education and Research on Peace and Sustainability (NERPS))へと改組しました。

こうして多くの諸先輩に支えられて広島大学に誕生したNERPS は、広島大学に限った組織ではありません。広く世界に広がるネットワーク拠点であり、どなたでも参加していただくことができます。NERPS は3つの特徴を持つ教育研究拠点になることを目指しています。一つは、国際通用性のある研究力に裏付けられた平和に関係する研究拠点になること、二つは、人文社会科学の研究者や専門家が活躍する(問題解決に参加する)教育研究拠点になることです。さらに三つは、個人、NGOs、民間企業、政府・行政機関、国際機関など多様なアクターが参加する教育研究拠点になることです。NERPSの取組を知っていただき、より多くの皆様に参加していただけますようお願い申し上げます。

広島大学FE・SDGs
ネットワーク拠点長

金子 慎治

NERPSの目的


01

地球規模課題の解決に資する広島大学の各種取組を集約し、SDGs達成に向けた研究力・教育力を強化しつつ、本学長期ビジョン「SPLENDOR PLAN 2017」で謳う「持続可能な発展を導く科学」を確立する

02

これを推進すべく、超学際研究「Peace and Sustainability」提案し、この国際拠点を形成する

03

SDGsに関する教育研究成果を発信するとともに、学内の教員、学生、職員及び国内外の研究者、実務家、市民らとのネットワーク化を図る

実施体制


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