


カンボジアでは、内戦によって教員や医師・歯科医師の虐殺が生じ、1970年代後半に教育や医療が崩壊したことで、未だに歯科医療や歯科保健の供給、歯科医師の養成が充分でない状況が 続いており、広島大学歯学部とNPO 法人NGOひろしまが協力し、2009年度より歯科医療支援活動を続けています。
本活動では、カンボジアの子どもたちの歯をまもり、 平和で健康的な生活を実現するため、歯科医師や歯科 衛生士が中心となり、歯学部学生や一般市民を受け入れて毎年渡航しており、これ までに歯科健康診断の経験のない子どもたち述べ 約17,000人に対して健診や歯科治療を実施してきました。また、小学校教員や教員養成校で学ぶ将来教員となる学生に対してオリジナルの紙芝居やパペットを用いて歯科保健指導の方法を教育することで、その定着によるむし歯の減少を導くなど、より多くの子どもたちや次世代の子どもたちへの波及効果を狙った活動を展開しています。
カンボジアから広島への留学生や現地の歯科医師・歯学部学生の参加も受け入れ、共に 活動することで、学生同士の文化的交流を深めてグローバルな視点を涵養し、さらにカンボジアでの歯科医療の自律にむけて将来的に活動の主体をバトンタッチすべく、人材育成も担っています。
2025年度は、2026年2月から3月にかけて現地活動を実施し、例年訪れているシェムリアップ州に加え、10年ぶりにコンポントム州の教員養成校での研修会を実施しました。 また、隣国タイとの紛争が生じている国境地域からの避難者向けのシェルターを訪問し、 避難生活を送る92家族の子どもたちへ歯みがき指導やむし歯予防のためのフッ素塗布を 実施しました。
Website: https://pedo.hiroshima-u.ac.jp/






