広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

EFFORTS


全学取組実績

環境・医療に貢献するスマートバイオセンシング (スマートバイオセンシング融合研究拠点 拠点長 大学院統合生命科学研究科 黒田 章夫 教授)


(「2018-2019年NERPS活動報告書」掲載記事)

スマートバイオセンシング研究拠点では、バイオ系と物理系が融合し、新たなバイオセンサー素子開発や、バイオセンサーの自動化、小型化について取り組んでいます。バイオ系単独では時に原理実証に終わりがちですが、当拠点では物理系の知恵を借りて社会実装まで取り組んでいることに強みがあります。例えば、世界初のアスベスト結合タンパク質を用いたアスベスト検出装置を実用化しました。現在、その技術を自動化する挑戦を行なっています。またその他の環境のバイオセンシングとして海洋マイクロプラスチックの検出技術に取り組んでいます。一方、医療のバイオセンシングとして近年様々な疾患の早期診断として注目されているエクソソームやマイクロRNA検出を目指し、企業と連携したオープンイノベーションで、エクソソームの自動分離装置の開発を行っています。当研究拠点では、環境のバイオセンシングを通して、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の中の「住み続けられるまちづくりを」と「海の豊かさを守ろう」といったゴールに貢献する他、医療のバイオセンシングを通して「すべての人に健康と福祉を」に貢献するものと考えています。今後はスマートバイオセンシング研究を通して持続可能な社会の構築を担う研究人材の育成に一層の力を注いでいきたいと考えています。

環境中のアスベスト飛散の検査に利用されているアスベスト検出器
診断に貢献するエクソソームの自動分離装置

 

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