広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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全学取組実績

「プレート収束域」の解明を通じた自然災害の予測へ(プレート収束域の物質科学研究拠点 大学院理学研究科教授 井上徹)


(「2018-2019年NERPS活動報告書」掲載記事)

「プレート収束域」では、地球科学的に重要な様々な現象と変動が集中的に発生しています。本研究拠点では、これらの重要な活動を包括的に解明するために、3つの主要プロセスに区分し、戦略的に研究を遂行します。3つの主要プロセスとは、「岩石と水の循環」・「断層運動の素過程」・「マグマ発生過程」です。特に重要なキーワードとして、「高圧」・「放射光」・「水」・「地震」・「マグマ」を設定しています。本拠点では、「実験」「観測」「野外調査・天然試料の観察」研究が三位一体となり、プレート収束域の現象を物質科学的視点から明らかにすることを目指しています。

世界的に見て「プレート収束域」は沿岸地域に位置するため人口が集中しています。一方、「プレート収束域」であるがゆえに、地震・火山活動などの自然災害が頻発する地域です。持続可能な社会を実現するためには、自然災害被害の軽減は重要な課題です。自然災害を制御することは現在の科学では不可能ですが、その現象のメカニズムを解明し、その災害規模を予測することは可能です。それにより人的被害を最小限度に抑えることができます。我々研究拠点では、地球の変動を研究することにより、その成果が地球規模での自然災害規模を予測し、人類を絶滅させるかもしれない災害の軽減に繋げることに貢献できればと考えています。

プレート収束域で起こっている地球科学現象の観察
プレート収束域で生じている様々な現象

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