広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

EFFORTS


全学取組実績

行政能力向上に関するセミナーやワークショップ開催と協力(ダイバーシティ&インクルージョン推進機構 副機構長 / 副学長(ダイバーシティ担当) 石田洋子)


『インクルーシブ教育国際セミナー』を開催

ダイバーシティ&インクルージョン推進機構では、ブータンにおけるインクルーシブ教育の第一人者であるニャンド・シェリング氏の来日に合わせ、インクルーシブ教育の概念と重要性について普及することを目的として、2023年7月11日に広島大学において「インクルーシブ教育国際セミナー」を開催した。セミナーでは、障がい者を対象としたインクルーシブ教育の方法論、ブータン、日本、米国におけるインクルーシブ教育の現状と課題について講演が行われ、広島大学の教職員を中心に活発な議論が行われた。

『第18回ODA評価ワークショップ』開催への協力

外務省では、アジア太平洋評価学会(APEA)との共催で「第18回ODA評価ワークショップ」を2023年2月8日・9日にオンライン開催し、アジア太平洋諸国29カ国・3国際機関から66名が参加した。ダイバーシティ&インクルージョン推進機構副機構長の石田は、日本評価学会会長も務めており、同ワークショップでAPEA副会長とともに共同議長を務め、参加各国におけるガバナンス能力の強化を目指し、特に包摂的で持続的な開発のための評価のあり方について活発な意見交換を行った。参加者からは、ワークショップで得た知見は実務で役立てられるものであると好評であった。

参加者との集合写真(外務省ホームページより引用)

タジキスタンの行政評価能力向上のための技術指導の実施

タジキスタン政府は新たな国家開発計画を策定し、そのモニタリング評価体制を整備するために、日本の行政評価システムを参考にしたいと考えており、JICAに評価能力向上のための技術協力を求めJICA専門家が派遣されている。石田は日本評価学会会長を務めており、JICAからの依頼を受け同専門家及び評価学会会員と相談しながら、現行評価システム等に基づいて行政官研修プログラムを策定し2021年にはオンライン研修を行い、2022年には来日したタジキスタン政府の各省行政官に対して対面で評価研修を行った。

  • 投稿日:2023年8月24日

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