広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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持続的なDNA傷害が生じさせる生物影響を定量的に解析する技術の開発(医系科学研究科(薬)・核酸分析科学教室 准教授 河合秀彦)


世界から貧困や飢餓をなくすためには、エネルギーと食料を平等かつ十分に供給することが最優先課題の一つです。

世界人口が増加する中でその課題達成に向けては、エネルギーと食料の十分な供給のために生産効率を向上させることが必要です。しかし、現在、生産活動を増やすことは森林伐採やCO2排出量の増加につながり、温暖化をはじめとする様々な地球環境問題を悪化させる要因ともなります。クリーンエネルギーや食糧の生産効率の向上が解決策であると考えられますが、効率化に伴って人類が化学物質や放射線などへの曝露の機会が生じてしまう場合には、それらへの曝露に対する健康影響を科学的根拠に基づき安全性を確保することが重要となります。しかし、特に、化学物質や放射線などへの低濃度、低線量率の持続的曝露に対しは、その影響を定量的に検出することは非常に困難であると言うのが現状です。そこで、私は、培養細胞を用いて、そうした持続的なDNA傷害が生じさせる生物影響を定量的に解析する技術の開発を目的に研究を行っています。

  • 投稿日:2021年9月1日

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