広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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抗 HIV 活性をもったオーストラリアに自生する植物に含まれる化合物の合成研究(医系科学研究科 教授 熊本卓哉)


HIV は依然として世界的な公衆衛生上の大きな問題です。これまでに開発された薬剤により、人々が HIV と共生して長く健康な生活を送ることが可能となってきていますが、耐性ウイルスの問題もあり、新たな治療薬の開発が望まれています.

我々は、オーストラリアに自生する植物に含まれる化合物が抗 HIV 活性をもつことに注目し,その合成研究を行っています。この化合物ははクロメノキノンと呼ばれる骨格が3量化した複雑な構造をもつことから、より単純な構造で抗 HIV 活性を示す化合物の探索も併せて検討しています。

ウェブサイト:https://synorgchem.hiroshima-u.ac.jp/index.html

  • 投稿日:2021年9月3日

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