広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)(統合生命科学研究科 教授 実岡寛文)


ソーラーシェアリングSDGsへの取り組み写真

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)は、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備(ソーラーパネル)を設置しその下で農作物を栽培することにより、太陽光を農業生産と発電に共有する取組である。 一般住宅向けや産業用のソーラーパネルは未利用地や建物の屋上に設置されるが、ソーラーシェアリングでは農地の上で太陽光発電を行う農業の新しい取り組みである。後継者不足、高齢化、耕作放棄地の増加など、農業では多くの問題を抱えている中で、ソーラーシェアリングは、休耕地、耕作放棄地の有効活用、新たな雇用の創出や再生可能エネルギーの導入による環境と調和した農業経営が期待でき、SDGsの達成に貢献する。

「ウエストエネルギーソリューション・広島大学ソーラーシェアリング共同研究講座」では、統合生命科学研究科・精密実験圃場に設置したソーラーパネルの下で様々な農作物を栽培し、その生育、収量、品質評価などからソーラーシェアリングに適した農作物の選抜やその栽培法の検討を行い、ソーラーシェアリングを利用した未来型農業生産システムの構築に取り組んでいる。

参考記事:https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=767721&comment_sub_id=0&category_id=112

  • 投稿日:2021年9月20日

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