広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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全学取組実績

チリにおける持続可能な沿岸漁業及び養殖に資する赤潮早期予測システムの構築と運用 (IDEC国際連携機構 教授 丸山史人)


赤潮早期予測システムを構築し、チリの赤潮被害を軽減!

赤潮を構成する微生物の相互作用と赤潮動態の関係を解明 近年チリでは大規模な赤潮が発生し、主要産業のサケ養殖や沿岸漁業に深刻な被害が生じている。そこで、赤潮の「指標微生物」を特定し、携帯可能な小型キットを用いた簡便な微生物モニタリング法、およびそれらモニタリングデータを利用した赤潮動態予測モデルを開発する。

赤潮対策のための産官学連携体制を構築して研究成果を統合し、赤潮早期警戒と被害予防に役立つ情報発信システムの確立・運用を目指す。赤潮動態予測による被害軽減と産官学連携による情報共有基盤構築 赤潮発生・収束メカニズムに関する新たな知見の獲得とともに、赤潮動態予測技術の開発・実証を目指す。

赤潮動態予測システムを運用し、漁業従事者への情報提供を行う。産官学連携により、科学的根拠に基づく赤潮対策ガイドラインを策定し、チリ政府への施策提言を行う。

ウェブサイト:https://www.mach-satreps.org

  • 投稿日:2021年4月13日

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