日本が研究開発、臨床導入において世界をリードしてきた肺癌、肝臓癌に対する体幹部定位照射(SBRT)の技術(腫瘍に対して多方向から3次元的に集中的に放射線を照射する技術。 通常の照射法に比べて、周囲の正常臓器への線量を抑えつつ、腫瘍に対して一度に大線量をピンポイントで短期間に照射できるので治療効果は高く、副作用が少ないことが特徴)をモンゴル国内に導入するため、広島大学病院放射線治療科のスタッフでモンゴル国立がんセンターに訪問し支援を行いました。
2024年6月17日から21日まで医師2名、医学物理士、技師の4名で支援にモンゴルを訪問し、現地でのSBRTに関する講演、臨床現場での実践指導を行い、現地スタッフと協力して肝臓SBRT、肺SBRTのモンゴル国内第一例の治療を無事開始することができました。
ウェブサイト: https://housya.hiroshima-u.ac.jp/news/post/?id=2487
HOME|広島大学大学院医系学研究科 放射線腫瘍学 広島大学病院 放射線治療科 (hiroshima-u.ac.jp)