
(「2018-2019年NERPS活動報告書」掲載記事)
キラル国際研究拠点では右手と左手の形の関係(キラリティと呼ぶ)を使ってこれまでにない新しい物性研究を進めています。キラルな分子の研究は日本人がノーベル賞を取っていることからもわかるように、日本のお家芸といえるものです。このキラルを使って新しい磁気的、電気的物性を作り出す事を目的としています。応用としては高効率スピン素子などが挙げられます。つまりこれまでより格段に消費電力や高効率なIT素子の開発を目指しています。SDGsの目標の中では、省エネルギー、高効率の点で貢献できると考えています。
と結晶構造。透明な磁石であり、炭素と窒素、水素、酸素、マンガンとクロムから出来ている。-1024x576.jpg)

