広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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全学取組実績

デジタルものづくりを牽引する高度専門人材育成(先進理工系科学研究科(スマートイノベーションP)/デジタルものづくり教育研究センター 准教授 脇谷伸)


我が国ではデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進され、デジタル技術の積極的な活用による仕事の変革が求められています。このような中で、製造業においても「デジタルものづくり」による革新的なものづくりのための環境構築が進められています。

モデルベース開発(MBD)は製品設計・検証においてシミュレーションモデルを積極的に活用し、新しい製品設計を効率的に実現できる手法です。そのため、製品開発に必要とされる要素を的確に数理モデルとして記述し業務に活かすことのできる高度専門人材が我が国の産業に必要とされています。

広島大学では、2019年に内閣府および広島県からの支援を受け「デジタルものづくり教育研究センター」が設立され、社会人を中心に「モデルベース開発(MBD)研修」を実施してきました。また、2022年には、文部科学省から「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択され、学部および博士課程(前期)において、前述のMBD研修で培われたノウハウに基づく専門人材育成カリキュラムを策定し、将来のデジタルものづくりを牽引する人材育成に尽力しています。

モデルベース開発研修の概要
  • 投稿日:2023年9月25日

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