瀬戸内海の海洋生物と環境の相互作用およびそれらと人間生活との関係についての基礎的知識を総合的に学び、体験することを目的として、中四国の国公立大学の農学系学部の学生を対象に実施。
鳥取大学、島根大学、山口大学、高知大学、愛媛大学、岡山大学の6大学10名(うち2名は中国、ベトナムからの留学生)が参加。 海洋環境に関する講義と海洋観測実習を実施。
広島大学から2名,他大学から2名の学生が受講生として参加し,広島県沿岸4点で海洋観測および分析を行い、「Blue Growth(環境保全や持続可能な水産資源利用と経済的・社会的利益の両立)」についての講義と「微細藻類の単離手法」を学んだ。
広島大学生物生産学部の国際生物生産学プログラムから1名,留学生8名(タイ,カンボジア,インドネシア,ドイツ)の計9名が乗船受講。
海洋環境と植物プランクトンを調査する海洋観測トレーニングと大崎下島にある御手洗町並み保存地区の散策を行い、里海の実態理解フィールドワークを通じ、水産資源を持続的に維持・生産し、歴史文化を保全することの意味を考え、生産性を評価する科学的手法を実践により習得。
広島大学,福山大学の学生11名が乗船。 海洋観測、生物調査、大三島および大崎下島の歴史文化施設見学を通じ、里海の豊かさを把握する科学的手法を習得し、海と人の歴史的関係性の重要性を実感として学ぶプログラムを受講。