私たちは、楽しく防災を学べるアクティビティを通して、外国籍住⺠と地域住⺠の間に、「もしも」の時に「だいじょうぶですか?」「いっしょに逃げませんか?」などと声をかけあえるようなつながりを生み出すことを目指し、東広島市のまちづくり活動応援補助金を受けて活動しています。
平成30年7月豪雨を覚えていますか?西日本を中心に、ここ東広島でも甚大な被害が出ました。その時に、どこに行けばよいのかわからず、アパートの2階に住んでいる仲間の元に10人が集まり、肩をひしめき合って不安な一晩を過ごした外国籍住民がいました。自然災害時に発信される情報の多くは日本語であり、外国籍住民は情報弱者になってしまう可能性が高いのです。このことから、自治体の助け(公助)だけではなく、災害発生前 に「〇〇さん、一緒に逃げましょう!」と助け合える繋がりを、外国籍住民と地域住民との間に築いておくことが非常に重要であると気づかされました。
これまでの活動例として、防災アート(様々なアートを楽しみながら防災について考え、オリジナルカレンダーを作る)、防災オリンピック(体をうごがしながら、みんなで協力して避難する競技)、LEGOで理想の避難所を作りました。子供から大人まで、国籍関係なく誰もが参加できるイベントを開催しました。