男女共同参画推進室では、女性の個性と能力が十分に発揮できることを目指し、職場全体のより働きやすい環境を整えるための活動を行っている。
研究とライフイベントの両立推進を目的として、広島大学に所属する研究者が妊娠・育児・介護により研究時間の確保が困難になった際に、研究者の指示のもとに研究補助業務に従事する研究支援員を配置する制度を平成29年度から開始した。初年度の2017年度は後期のみの実施で13名(女性12名、男性1名)がこの制度を利用した。2018年度以降は前期・後期2期に実施した。平成30年度から令和4年度の合計で、延べ93名(女性86名、男性7名)が利用した。
広島大学では、キャリアを中断している博士号を有する女性のキャリア再開支援、及び広島大学に在籍する研究者の配偶者の研究継続・再開・同居をサポートする「キャリアアドバンスメントプロジェクト研究員(CAP研究員)」制度を2018年度から導入した。2019年度は、フルタイムのCAP研究員1名、パートタイムのCAP研究員2名を採用した。2020年度はフルタイム1名、パートタイム0名、2021年度はフルタイム1名、パートタイム2名、2022年度はフルタイム1名、パートタイム1名を採用した。