発達障害や視覚障害などの読みへの困難のある人々の読みの困難の原因の解明と、読みの困難の評価法の確立、読みの困難な方々へのソリューションの提案を目指して、一貫した研究を研究室の学生や院生、研究員と共に進めています。その中には、(1)読みの基本特性を調査する研究、(2)紙とデジタル教科書の読みの比較、(3)読み支援の際によく用いられる音声とハイライトの効果の検証、(4)読みコンテンツの操作と読み音声のズレの違和感の研究、(5)個の弁別閾に応じた点字規格の研究など多岐に渡っている。これらの研究を実現するために、氏間研究室では、スクリーンタイプの視線計測装置、メガネタイプの視線計測装置、NIRS、3Dモーションキャプチャ、屈折測定装置、視野・コントラスト感度測定装置など、様々な装置を取り入れ(現在、発注中の機器も含む)、研究を進めている。
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