誰もがアクセスできる教科書を作成しています。氏間研究室では広島大学図書館と連携して、文部科学省の事業を受託し、音声教材を製作・提供しています。音声教材は発達障害等で検定教科書の利用が困難な児童生徒のための読み上げ機能などを有する教科書です。広島大学が製作している音声教材は、氏間研究室がそれまでの研究成果から開発したUD-Bookという規格で製作されたUD-Book教科書です。令和4年度は、全国218名の児童生徒に対し656点を納品しています。このUD-Book規格は他の様々な図書等への応用が可能で、マラケシュ条約や教科書バリアフリー法が目指す読みのユニバーサルデザインの実現に大きく寄与することが期待できます。
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