広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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「らしさ」に寄り添った教育で子どもたちに笑顔を!(人間社会科学研究科 教授 衛藤吉則)


私は、シュタイナー教育理論の研究者です。発達障害児など生きづらさを抱える子どもをもつ保護者たちの依頼に応える形で、NPO法人シュタイナー&モンテッソーリ・アカデミー(児童発達⽀援・放課後等デイサービス事業)を創設しました。ここでの療育の柱は、個に寄り添う教育(「らしさ」を尊重する教育)であることと、手を中心とする体全体の活動(芸術的学習・陶芸・自然農業・養蜂活動など)を取り入れること、となります。実際に、この活動を通して、障害ゆえに周囲に理解されず不登校となった多くの子どもたちは生きる力や快活さを取り戻し、学校に復学することに成功し、私たちの活動は教育委員会や学校や家庭から高い評価を受けています(市で唯一、本施設への出席は学校登校扱いと認められています)。

本活動に参加する前と後の子どもの変化については、私たちのホームページの「保護者の声」がよく示していますので、どうかご覧ください。 広島大学発のクラウドファンディングにも採用され、広島大学の卒業生や在校生も子どもたちの教育支援に参加しています。

 朝日新聞朝刊 (2020年1月22日)
衛藤吉則著 表紙
衛藤吉則著 内表紙

・NPO法人 シュタイナー&モンテッソーリ・アカデミー:http://steiner-montessori-academy.com/
・衛藤吉則研究室: https://www.etosemi.hiroshima-u.ac.jp/report/steiner-edu/
・広島大学 倫理学研究室:https://mlethica.hiroshima-u.ac.jp/

  • 投稿日:2023年8月29日

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