広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

EFFORTS


全学取組実績

COVID-19患者のⅠ型インターフェロン中和抗体保有率を国内で初調査~同中和抗体が重症化の要因になっている可能性を確認~(医系科学研究科 小児科学 教授 岡田賢)


I型インターフェロンに対する中和抗体は、COVID-19重症化のリスク因子になると考えられている。本邦COVID-19重症例に対してI型インターフェロン中和抗体の測定を行い、約10%が同中和抗体を保有することを発見した。一方で、COVID-19軽症例での同中和抗体の保有頻度は1%未満で有り、本邦においてもI型インターフェロン中和抗体が重症化のリスク因子になる事が判明した。

図1:本邦におけるCOVID-19症例の中和抗体陽性率

  • 投稿日:2023年8月4日

カテゴリ検索

  • すべて表示