I型インターフェロンに対する中和抗体は、COVID-19重症化のリスク因子になると考えられている。本邦COVID-19重症例に対してI型インターフェロン中和抗体の測定を行い、約10%が同中和抗体を保有することを発見した。一方で、COVID-19軽症例での同中和抗体の保有頻度は1%未満で有り、本邦においてもI型インターフェロン中和抗体が重症化のリスク因子になる事が判明した。