広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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全学取組実績

医療従事者、臨床研究に関わる者、公衆衛生行政担当者を目指す者を対象とした公衆衛生学プログラムの開設(医系科学研究科疫学・疾病制御学 教授 田中純子)


超高齢化社会と超少子化社会が進展し、疾病構造の変化とグローバル化が起こりつつある現代において、 医療,保健,福祉,医療行政などの現場では,課題解決のための臨床研究・疫学調査研究を含む公衆衛生学の専門的知識を有する医療従事者や科学的根拠に基づく医療(EBM: Evidence-Based Medicine)を実施できる医療従事者が必要とされています。このような社会的・学術的な時代の要請に応えて、医療従事者、臨床研究に関わる者、公衆衛生行政担当者、これらを目指す者を対象とした、MPH(Master of Public Health)公衆衛生学プログラム(修士課程:2年コース) を2015年度に開設しました。WHO・WHO Western Pacific Region(WPRO)・JICA・厚生労働省などから講師をお招きし、国際保健の理論と実践を学ぶ機会を提供しています。また、2017年度より広島県と共同で「ひろしま社会医学系専門医研修プログラム」(社会医学専門医資格、公衆衛生学修士)の教育を担っています。

また、当研究室では、JICA人材育成奨学計画(JDS)により、ウズベキスタン・カンボジアの医師をMPH(Master of Public Health)公衆衛生学プログラム(修士課程:2年コース) に受け入れています。また、カンボジア、ブルキナファソ、バングラディシュ・ミャンマー・ガーナからの国費留学の大学院生を受け入れており、国際共同研究を行っています。また、当研究室より広島大学の学生をWHO Western Pacific Region(WPRO)やベトナムのビントゥアン医科大学、カンボジア健康科学大学へ派遣しています(新型コロナウイルス以前)。

ウェブサイト:https://nerps.hiroshima-u.ac.jp/efforts-list/efforts-list-1624/

  • 投稿日:2022年9月26日

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