呉市大崎下島において、環境学的手法により地下水資源の調査を行い、その結果を環境学の分析手法のみならず、農村社会学的な調査で得られた知見をも踏まえて考察することを試みています。
より具体的には、地区ごとに若干の違いを伴いつつ長年にわたってすすめられてきた同島での柑橘生産が、地下水の水質にいかに関わっているかを、文理融合型調査によって多角的に検討しています。