広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

EFFORTS


全学取組実績

インドネシアの中高層集合住宅を対象に、蒸暑地域ならではの低炭素建築技術を開発(大学院先進理工系科学研究科 教授 久保田徹)


蒸暑地域ならではの低炭素技術を開発し、その社会実装を目指しています。
2016年のパリ協定によって、開発途上国でも温室効果ガス排出量の削減目標が設定されました。生活水準が十分でない途上国の住宅では、健康で快適な居住環境の確保が先決ですが、同時に低炭素化も目指さなければならず、その実現は容易ではありません。
本研究は、インドネシアで今後増加する中高層集合住宅を対象に、蒸暑地域ならではの低炭素建築技術を開発し、実際の建物や同国の国家規格など法的拘束力のある建築規制へ導入することを目指します。実際、集合住宅を低炭素化し、パリ協定の目標値の達成に貢献しました。
包括的低炭素技術をハードとソフトの両面で社会実装することにより、インドネシアの建築セクターにおける低炭素化を通して、パリ協定による同国の温室効果ガス削減目標の達成に貢献します。将来的には、インドネシア国内の研究拠点の拡大や周辺国への情報発信、技術共有も目指しています。

ウェブサイト:https://www.jst.go.jp/global/kadai/r0104_indonesia.html

  • 投稿日:2022年8月31日

カテゴリ検索

  • すべて表示