広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(英語名:Network for Education and Research on Peace and Sustainability (NERPS))は,2020年6月に,2年間のクロスアポイントメントを活用した教授のポストを4つ用意し,平和とサステイナビリティに関する研究拠点形成事業計画の公募を行いました。その結果,世界中から23拠点の提案があり,特に優れた4拠点(デンバー大学,ストックホルム国際平和研究所,コロンビア大学,ノッティンガム大学中国寧波校)と国際共同超学際研究を始めることとしました。これらの取り組みに,広島大学の研究者主導の積極的平和に関する2つの拠点形成プロジェクトを加えた6研究拠点形成プロジェクトをまとめ,「The 2020 NERPS Science Plan」を公表し,2020年秋に事業を開始しました。
NERPS ホームページ:https://nerps.hiroshima-u.ac.jp
超学際研究についてはNERPS英語版ウェブサイトにて進捗を公開しています:https://nerps.org
その後,2020年9月から新たに開始されたNERPS Webinarシリーズ等で議論を重ね,国際学術誌に学術論文が投稿されているほか,ネットワークが拡大しています。将来的には,それぞれが国際通用性の高い研究拠点となり,広島大学の長期ビジョンが謳う「持続可能な発展を導く科学」の確立に資することを目指しています。
NERPS YouTubeチャンネル:
2022年3月1日から3日間,広島大学東広島キャンパスでNERPSが主催する最初の国際学術会議「Hiroshima International Conference on Peace and Sustainability 2022」が計画されており,国際共同超学際研究のそれまでの成果も発表される予定です。
国際学会ウェブサイト:https://nerps.hiroshima-u.ac.jp/hu-sdgs/nerps-conference-2022/
英語版:https://nerps.org/2022conference/