広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

EFFORTS


全学取組実績

大学周辺の古民家リノベーションによるゲストハウス/シェアハウス/研究施設混合型施設の構築(総合科学部 学部長特別補佐 荒見泰史)


広島大学周辺に点在する日本伝統家屋の文化財的価値を正しく認識しつつその空間を活用することにより、失われつつある地域の建築物、民俗文化資料とともに、大学蔵書、教員蔵書を収納する空間とし、研究教育、学生交流の施設として、新たな街づくりに資するものとしたい。

東広島キャンパス付近は、居蔵造りの古民家、赤瓦・鯱、白壁といった地域固有の景観が残されているが、空き家率も増加している。そこで、こうした東広島市の伝統日本家屋を文化財として正しく認識し、そこに大学の施設を設置して研究教育を行うのと同時に、景観保全の機運を醸成する活動を行う。また景観を保全しつつ、大学で不足する空間として古民家を活用し、学生や研究者の行き来する緑豊かな街づくりを提案したい。具体的には以下の事業を中心とする。

①施設の文化財化:施設候補地の文化財価値調査をおこない、可能であれば文化財登録を行う。

②施設へのプロジェクト研究センターの移転:広島大学敦煌学プロジェクト研究センターの研究設備を移転する。施設では研究成果を市民や学外研究者に開放し、研究交流設備として活動する。

  • 投稿日:2021年8月1日

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