防災・減災研究センターでは、広島県や自治体とともに、地域住民や学校での防災教育のためVR技術などを利用した防災体験型VRコンテンツの開発支援や、小学校・中学校向け防災教育用教材と手法の開発などを行いました。併せて、災害発生の危険性が迫る時は、センター長が国、県、自治体、マスコミ、住民らと連絡を取り合って防災・減災のための実際的な対応を行っています。
また、2019年度から年1回程度自治体危機管理担当者研修を開催しています。広島県では、令和3年8月の大雨の際に防災意識の高まりが早期避難を促し、死傷者の削減につながったと知事が評価するなど、防災教育への期待が高まっています。
教材:防災教育用教材開発
また、防災・減災研究センターの設置2周年を記念して、オープンディスカッション「『相乗型豪雨災害』防災のネクストステップで何に取り組む?」を開催し、研究者、行政関係者、防災リーダー等地域の代表者など、それぞれの視点から事例報告と意見交換を行いました。その内容は、今後の防災・減災活動や防災教育に役立つものであるため、発表資料とともに防災・減災研究センターのウェブサイトで公開しています。
発表資料:令和2年度オープンディスカッション
防災・減災研究センターウェブサイト:https://www.hiroshima-u.ac.jp/hrrc