1年生が履修するドイツ語インテンシブクラスでは、前期に学習した基礎的なドイツ語を使い、後期はドイツ語圏の文化や社会事情についてのテクストを読んでいます。
テクストのテーマには、異文化間コミュニケーション(SDGsゴール10)やゴミの分別(SDGsゴール7および12)、パートナーシップ(SDGsゴール5)などがあり、これらを読むことで各テーマのドイツ語圏事情を学びます。そして、テーマをより深く学ぶための課題を行います。課題ではそれぞれのテーマを語る際に必要なドイツ語の語彙や文法を学ぶと同時に、日本の実情についても考えたりドイツ語で話し合ったりします。
学生の多くは、まずドイツ語圏と日本の違いに驚き、時には戸惑ったりもしますが、テーマについて母語で話し合うことでテーマを自分の生活圏に引き付けて考えることができ理解を深めています。このクラスで学んだ学生の半数以上が2年次以降も継続してドイツ語を学んでおり、SDGsゴールについても理解を深めています。