コロナ禍の言語教育 Language Education under the Coronavirus Pandemic: Online Courses Developed by Hiroshima University’s Institute for Foreign Language Research and Education
「コロナ禍」にあった激動の2020年度、広島大学外国語教育研究センターの教員を中心に展開されたオンライン授業の実践報告である。授業方針と成績評価、英語の受容系産出系技能の養成、また、ドイツ語の運用能力養成のそれぞれにおいて試行錯誤を繰り返して得られた知見を1冊にまとめた。本書で紹介される授業実践は,コロナ禍により対面式授業ができない状況での工夫を中心に報告しているが,この工夫は,様々な理由で,対面式の授業を受けられない学習者に対し,教育の質を落とすことなく,学習の機会を担保するためのものと同等である。すなわち,「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」ためのオンライン授業の可能性を示すものである
出版社のサイト:www.keisui.co.jp/cgi/isbn.php?isbn=ISBN978-4-86327-553-9