広島大学建築史・意匠学研究室では、広島市内や広島県内の歴史的な建築物、都市空間について研究をおこなっている。
原爆や都市化に伴って失われた近代建築や歴史的な町並をCGで復元したり、現存する歴史的建造物や町並を実測調査し、保存につなげることもおこなってきた。現在は特に、東広島市西条の酒蔵通りの町並みの保全と活用に関して調査研究を進めている。
また、広島市内に残る最大の被爆建物であり、現在その保存が課題となっている旧広島被服支廠倉庫の建築について、歴史的な変遷、近代建築としての位置づけに関する調査研究もおこなっている。