平成30年7月豪雨によって,広島県では,土砂と洪水による複合的要因に加え,交通ネットワークなどのインフラ施設が被害を受け,被害が時空間的に広がりました.近年,地球温暖化の影響を受けて,広島県内でも被害が頻発しています.被害を軽減するためには,防災施設を正しく理解し,大規模水害時に起こりうることを想定し,流域に関わる全ての人が過去の災害の教訓を学ぶことが重要です.このために,災害調査研究と合わせて,講演会を行っています.
1)『相乗型豪雨災害』と河川の洪水、氾濫の関係とは?,広島大学公開講座 広島大学,東広島,2019.5.29.
2) 災害が激甚化する状況の中で自助・共助の質を高める防災教育に何が求められるか?,広島大学防災・減災研究センター1周年記念オープンディスカッション,,広島大学東広島キャンパス中央図書館ライブラリーホール,東広島,2019.9.30.
参考資料:https://www.hiroshima-u.ac.jp/hrrc/news/53828
3) 小瀬川水防災タイムライン検討会に期待するもの~施設では防ぎきれない大洪水に対する多機関連携型の減災体制構築に向けて~,小瀬川水防災タイムライン検討会発足式,話題提供,2019.11.11
参考資料:https://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/bousai/timeline/ozegawa/hassokusiki.html