世界自然遺産に登録された奄美大島、徳之島、沖縄島北部に生息する絶滅危惧種であり、沖縄県・鹿児島県の天然記念物であるイボイモリについて、保全計画に不可欠な種内の遺伝的多様性を網羅的に解明した(Igawa et al., 2020)。
また、本種を含む様々な絶滅危惧・天然記念物両生類の域外保全事業としてセンター内で飼育繁殖を継続しながら、生物多様性の社会啓蒙を目的として生体展示を行っている。