広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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スギ・ヒノキ花粉の飛散状況の測定、受診した症例の抗原感作状況の変化に関する研究(大学院医系科学研究科 耳鼻咽喉科 教授 竹野幸夫)


広島県は中国山地を背景に全国第10位の森林面積を有しているが、ヒノキの面積がスギの約2倍広いという特徴を有している。ヒノキの樹齢層はスギより若く、これから成人期に該当する樹齢30年以上のものの増加が予測されており、ヒノキ花粉症患者の増加と重症化が予想される。

近年の花粉症を始めとするアレルギー性鼻炎の増加の原因としては、自然寛解が少ない疾患であるために患者が蓄積していくことも一因であるが、曝露抗原量の増加の影響も大きいと考えられる。

当教室では毎年スギ・ヒノキ花粉の飛散状況を測定し、受診した症例の抗原感作状況の変化について検討している。

ウェブサイト:https://www.hiroshima-u.ac.jp/hosp/allergy/pollen

  • 投稿日:2021年8月27日

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