生物多様性保全を人間社会の視点からだけではなく、非人間の視点からも考えます。 1世紀先の社会を見据えて、進むべき道の論理的舗装に役に立てられたらと思っています。生物多様性の保全のための研究を日本、インドネシア、マレーシア、ミャンマーで展開しています。インドネシアバンドン工科大学が世界に向けて発信したオンラインコースtropical conservation biologyの講師として生物多様性保全について講義しました。インドネシア、日本、イギリスなどの学生が受講しました。
ウェブサイト:https://gsbstop.hiroshima-u.ac.jp/kataru/ja/010.html
生物多様性保全の意義や理由について、生物学的に解説した本を出版
〈正義〉の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか
著:山田 俊弘
発売日 2020年06月26日
ISBN 978-4-06-519090-6
生物多様性について解説するオンライン記事
ラッコが消えれば海が死ぬ――たった一種の絶滅が招く生態系の崩壊(山田 俊弘) | ブルーバックス | 講談社(1/4) (ismedia.jp)
絶滅危惧種が100万種以上! 名前もつかずに消えゆく種がいる(山田 俊弘) | ブルーバックス | 講談社(1/4) (ismedia.jp)
伐採後の熱帯林をうまく管理することが、生態系の持続可能な利用と維持に重要である。私は世界中の研究者と観測ネットワークを形成し、その成果をnatureのscientific dataに発表しました。この論文は注目され、Top10%の引用であることが確認されています。
Schepaschenko, Dmitry, et al. “The Forest Observation System, building a global reference dataset for remote sensing of forest biomass.” Scientific data 6.1 (2019): 1-11. doi.org/10.1038/s41597-019-0196-1