広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)

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拠点情報

拠点長挨拶


広島大学として本格的にSDGs実装を開始して3年が経過しましたが、広島大学ではSDGs達成に向けた取り組みを着実に重ねてきました。

第一に、大学全体のSDGsへの関心や意識の高まりやそれぞれの構成員の取り組みを促進する活動について着実な成果がありました。大学のSDGsの取り組みを推進しそれを評価するために2019年より導入された参加型の大学ランキングである「THE大学インパクトランキング(Impact Rankings)」に、広島大学は創設時から参加しています。毎年、少しずつランキングを高め、2021年には、世界 1117大学、国内75大学が参加する中、広島大学は世界100-200位、国内1位タイとなりました。

2019年より毎年実施しているSDGsの意識調査では、広島大学構成員のSDGsの認知度が9割を超えSDGsという言葉は浸透してきたことが確認できます。また、大学の構成員一人ひとりがSDGs達成へ貢献することに高い意欲があることも明らかとなりました。これは、全国的にSDGsへの達成に向けた貢献が重要視されるようになったことに加え、長期ビジョンで「持続可能な発展を導く科学」の確立を掲げ、全国の大学に先駆けて行った「カーボンニュートラル×スマートキャンパス5.0宣言」、教職員向けの研修実施、大学院共通科目として持続可能な発展科目の導入など全学のSDGs達成に向けた体制作りにより一人ひとりの意識が高まった結果の表れと考えています。

さらに、広島大学独自の目標達成型重要業績指標(AKPI®)と学術論文の出版状況を基にSDGsの貢献度を分析したところ、2016年以降本学教員のSDGsの貢献が伸びていることが確認されました。また、2021年夏に実施したSDGs個別事例マッピングエクササイズでは、全学から400件近くの個別事例が寄せられました。このエクササイズを通じて、国立の総合研究大学として、持続可能な社会の実現に資する世界最高水準の活動や地域社会及び国際社会に貢献する活動が多く行われていることを改めて確認し、SDGsの各ゴールごとに可視化しました。全学取組業績で紹介していますので、ぜひご覧いただき、広島大学の幅広いSDGsの取り組みを知っていただければ幸いです。

第二に、広島大学ならではの唯一無二の取り組みとして、NERPSが「持続可能 な発展を導く科学」を実践する世界的な教育研究拠点の構築を目指す事業のひとつとしてトランスディシプリナリー研究「Peace and Sustainability」の研究拠点化事業を進めてきました。国際公募に応募があった23件のうち、海外の4大学・ 研究機関と研究プロジェクトを行っています。また、2022年3月に実施予定の国際学会「Hiroshima International Conference on Peace and Sustainability 2022」を企画主催し、研究拠点化を促進し国際的ネットワーク拡大を目指します。こうしたユニークな取り組みが世界をリードする教育研究活動として評価され、「THE Awards Asia 2021」の「THE DataPoints Social Impact Award」に国内大学で唯一ノミネートされました。今後、こうした取り組みを継続し、さらに発展させることにより、2030年のSDGs達成、さらにはその先の平和で持続可能な世界の実現において、世界からその貢献が見える広島大学を目指していきます。

広島大学FE・SDGsネットワーク拠点長 金子 慎治

広島大学FE・SDGsネットワーク拠点長
金子 慎治

NERPSロゴについて


NERPSロゴ

SDGs17の目標のうち、「目標4」、「目標16」に優先的に取り組み、SDGs全目標に貢献するという姿勢をイメージしたデザインです。

目標4 「質の高い教育をみんなに」

目標16 「平和と公正をすべての人に」

NERPSの目的


01

地球規模課題の解決に資する広島大学の各種取組を集約し、SDGs達成に向けた研究力・教育力を強化しつつ、本学長期ビジョン「SPLENDOR PLAN 2017」で謳う「持続可能な発展を導く科学」を確立する

02

これを推進すべく、トランスディシプリナリー研究「Peace and Sustainability」を提案し、この国際拠点を形成する

03

SDGsに関する教育研究成果を発信するとともに、学内の教員、学生、職員及び国内外の研究者、実務家、市民らとのネットワーク化を図る

実施体制


アクセス